道路工事をする施工場所の一帯を、作業帯といいます。
では、道路使用許可において、作業帯の長さはどれくらいでないといけないのでしょうか。
その答えは、端的に言うと、「必要最小限」です。
車両や歩行者が通るスペースを確保したうえですが、作業帯の長さは埋設管の工事だとおおむね100メートル以内、アスファルト舗装工事だとおおむね200メートル以内が原則です。
作業帯と作業帯の間隔(離隔)については、300メートル以上空ける必要があります。
ただし、道路交通の安全と通行の支障がない場合は、施工の現場の実態にもよりますが、300メートル未満の離隔であっても、問題なしとされることがあります。